一部だけかもしれませんが、「高気密高断熱住宅は臭いがきつくなる」とかいう話があるようで…。しかし、高気密高断熱住宅に住んでもう10年以上となる私から言わせてもらえば、「高気密高断熱住宅の家が臭い」なんてまったくのデマだと思いますから。高気密高断熱の住宅自体に特殊な臭いはありませんよ。断熱材にしましても、べつに特殊なにおいなんて感じませんからね。
ただ私なりに考えますと、高気密高断熱の住宅がにおいがきつくなるとか言われている理由としては、高気密高断熱の住宅はすぐに温度が上昇しますので、そのせいもあって「においがどーの」などと言われているのかなーなどと思っています。
高気密高断熱住宅は、外気に影響されずに冬でも温かい温度に保つことができるという利点があります。ですから「冬場だから大丈夫」などと、カレー鍋を出しっぱなしにしていましたら、日差しが強い日などには腐ってしまうこともありますからね。
しかし、高気密高断熱の住宅に住んでいなかった時の感覚で「冬だし大丈夫」などと冷蔵庫にしまわずにいれば、煮込み料理は冬でも腐ることもありますからね。そして帰宅後に、「冬なのに臭いがきつい」と思うのでしょうか。まあとにかく、高気密高断熱住宅自体には臭いはありませんから。あくまで「生活の中」で臭いが出ることはあるでしょうけれど。